マットレスって裏表あるの?正しい向きの見分け方

マットレスって裏表あるの?正しい向きの見分け方

マットレスは基本的に、タグの付いている面が表です。ただマットレスの種類によっては、表面と裏面が分けられるものがあります。裏表を逆さにして使うと、マットレスの機能は発揮されず、身体を痛めたりマットレスの寿命を短くしてしまいます。間違えて使わないように、この記事ではマットレスの両面片面の見分け方やメンテナンス方法を解説します。正しく使えば、お気に入りのマットレスの寿命を伸ばすことができますよ。

目次

  • マットレスの裏表の見分け方
  • マットレスをローテーションすると長持ちする
  • マットレスを裏返してもへたってるなら買い替えの時期

マットレスって裏表あるの?
正しい向きの見分け方

マットレスって裏表あるの?正しい向きの見分け方

マットレスは基本的に、タグの付いている面が表です。ただマットレスの種類によっては、表面と裏面が分けられるものがあります。裏表を逆さにして使うと、マットレスの機能は発揮されず、身体を痛めたりマットレスの寿命を短くしてしまいます。間違えて使わないように、この記事ではマットレスの両面片面の見分け方やメンテナンス方法を解説します。正しく使えば、お気に入りのマットレスの寿命を伸ばすことができますよ。

目次

  • マットレスの裏表の見分け方
  • マットレスをローテーションすると長持ちする
  • マットレスを裏返してもへたってるなら買い替えの時期

マットレスの裏表の見分け方

マットレスの裏表の見分け方

お持ちのマットレスに裏表がある場合、タグの付いている面がオモテ面です。縁にタグが付いているマットレスは、付いている縁の方がオモテ面であることが多いです。裏表があるマットレスは、その旨がタグに記載されていますので、必ずタグを確認しておきましょう。

裏表があるマットレスを使っているものの、タグが付いていなくて、どっちが表なのか判別できない場合は、ザラザラした肌触りをしていたり凸凹している面がウラ面で、滑り止めの素材が使われている可能性が高いです。

裏表あるマットレスの中には、さらに前後指定している種類もあります。その場合は、たいていタグの付いている側が後ろです。タグが付いている方に、足元を向けて寝ましょう。

もしタグが一切付いていない場合は、裏表や前後が指定されていないマットレスです。どちらの面でも、前後逆に使っても問題ありません。折りたたみ可能なマットレスも、裏表や前後の指定がないタイプがほとんどです。

ちなみに、マットレスに裏表がある意味は、人間の身体の構造に合わせて設計されているからです。とくに中身が多重構造になっているマットレスは、裏表があるタイプがほとんどです。中身をしっかり考えて作られている証拠なので、裏表や前後の指定があるマットレスはこだわりのものが多いです。

マットレスの裏表の見分け方

マットレスの裏表の見分け方

お持ちのマットレスに裏表がある場合、タグの付いている面がオモテ面です。縁にタグが付いているマットレスは、付いている縁の方がオモテ面であることが多いです。裏表があるマットレスは、その旨がタグに記載されていますので、必ずタグを確認しておきましょう。

裏表があるマットレスを使っているものの、タグが付いていなくて、どっちが表なのか判別できない場合は、ザラザラした肌触りをしていたり凸凹している面がウラ面で、滑り止めの素材が使われている可能性が高いです。

裏表あるマットレスの中には、さらに前後指定している種類もあります。その場合は、たいていタグの付いている側が後ろです。タグが付いている方に、足元を向けて寝ましょう。

もしタグが一切付いていない場合は、裏表や前後が指定されていないマットレスです。どちらの面でも、前後逆に使っても問題ありません。折りたたみ可能なマットレスも、裏表や前後の指定がないタイプがほとんどです。

ちなみに、マットレスに裏表がある意味は、人間の身体の構造に合わせて設計されているからです。とくに中身が多重構造になっているマットレスは、裏表があるタイプがほとんどです。中身をしっかり考えて作られている証拠なので、裏表や前後の指定があるマットレスはこだわりのものが多いです。

マットレスをローテーションすると長持ちする

マットレスをローテーションすると長持ちする

マットレスは、ずっと同じ向きで使っていると腰あたりにへこみが生まれ、へたっていきます。一度へたったマットレスは元に戻りません。定期的に向きを逆にすると、マットレスにかかる負荷は分散されて寿命を伸ばせます。

お持ちのマットレスが裏表、前後、一切指定のないタイプの場合は、以下のようにローテーションさせることで寿命を格段に伸ばせます。

  • 3ヶ月後:前側(頭部)と後側(足元)を反転
  • 6ヶ月後:表面と裏面を裏返し
  • 9ヶ月後:前側(頭部)と後側(足元)を反転
  • 1年後 :表面と裏面を裏返し

3ヶ月ごとに向きを変え、1年後に元の位置へ戻るローテーションです。以降も同じことを繰り返すと、マットレスは長持ちします。向きを変える際、窓を開けて寝室を換気しながら、今晩寝るまでマットレスを壁に立てかけておけば、中に溜まった湿気を飛ばすことができ、カビやダニ対策になるのでおすすめです。

表裏あるマットレスをお持ちの方は、3ヶ月ごとに上下を反転させます。裏面は使えないので、ひっくり返して使うのは避けましょう。マットレスの寿命を短くするだけでなく、寝心地が悪くなって身体を痛めてしまいます。

適切にローテーションやお手入れを行うと、メーカーが提示している耐久年数以上に長持ちすることが期待できます。身体を休める大事な場所だからこそ、マットレスのお手入れはわざわざやる価値があります。

マットレスをローテーションすると長持ちする

マットレスをローテーションすると長持ちする

マットレスは、ずっと同じ向きで使っていると腰あたりにへこみが生まれ、へたっていきます。一度へたったマットレスは元に戻りません。定期的に向きを逆にすると、マットレスにかかる負荷は分散されて寿命を伸ばせます。

お持ちのマットレスが裏表、前後、一切指定のないタイプの場合は、以下のようにローテーションさせることで寿命を格段に伸ばせます。

  • 3ヶ月後:前側(頭部)と後側(足元)を反転
  • 6ヶ月後:表面と裏面を裏返し
  • 9ヶ月後:前側(頭部)と後側(足元)を反転
  • 1年後 :表面と裏面を裏返し

3ヶ月ごとに向きを変え、1年後に元の位置へ戻るローテーションです。以降も同じことを繰り返すと、マットレスは長持ちします。向きを変える際、窓を開けて寝室を換気しながら、今晩寝るまでマットレスを壁に立てかけておけば、中に溜まった湿気を飛ばすことができ、カビやダニ対策になるのでおすすめです。

表裏あるマットレスをお持ちの方は、3ヶ月ごとに上下を反転させます。裏面は使えないので、ひっくり返して使うのは避けましょう。マットレスの寿命を短くするだけでなく、寝心地が悪くなって身体を痛めてしまいます。

適切にローテーションやお手入れを行うと、メーカーが提示している耐久年数以上に長持ちすることが期待できます。身体を休める大事な場所だからこそ、マットレスのお手入れはわざわざやる価値があります。

マットレスを裏返してもへたってるなら買い替えの時期

マットレスを裏返してもへたってるなら買い替えの時期

「マットレスの向きを定期的に変えても寝心地が良くならない」と感じたら、交換のサインです。適切にお手入れしても、マットレスの寿命は必ず訪れます。以下の傾向があれば、マットレスの買い替えを検討しましょう。

  • 起きてから長時間経っても凹んだまま
  • コイルから軋み音が出ている
  • カビが生えている

1.起きてから長時間経っても凹んだまま

翌朝起きて、時間が経っても腰辺りの凹みが戻っていない場合、マットレスがへたっている証拠です。凹んだまま寝てしまうと、寝返りの際に余計な力が働き、寝ているにも関わらず疲労が溜まってしまいます。また、身体が綺麗な姿勢を保てず、腰や首を痛める可能性も。向きをローテーションさせても凹みが残ったままの場合、寿命がやってきた証拠です。新しいマットレスに買い換えるのが吉です。

2.コイルからきしみ音が出ている

お持ちのマットレスがスプリングマットレスで、最近軋み音が気になってきた場合は、コイルが傷んでいるかもしれません。コイルは金属製なので、湿気に弱いです。定期的に中に溜まった湿気を逃さないと、表面が錆びつき軋み音が鳴ってしまいます。コイルが劣化してしまうと、本来の反発性を発揮できなくなり、身体を正しく支えられません。結果的に身体を痛めるので、きしみ音が鳴り、かつ以前よりも寝心地が悪いなと感じたら、買い替えを検討しましょう。

ベッドフレームによる軋み音の可能性もあるので、ギシギシ音が気になってきたらまずは、本当にマットレスから鳴っているのか確かめましょう。

3.カビが生えている

定期的に窓を開けて換気をしていなかったり床に直置きしたままだと、マットレスの中に溜まった湿気が逃げず、カビが発生してしまいます。カビは素材を変質させるため、マットレス本来の機能が失われている可能性があります。また、カビの胞子を吸ってしまうと、呼吸器疾患を患うリスクもあります。カビが目立っていたら適切な方法で除去するか、買い換えて清潔な環境を保ちましょう。

もしカビが多少発生している程度なら、適切な方法で除去できます。以下の記事でカビの取り除き方を解説していますのでお持ちのマットレスにカビが生えていたら、ぜひご参考ください。

参照:マットレスのカビ対策は?正しい取り方と予防法

マットレスを裏返してもへたってるなら買い替えの時期

マットレスを裏返してもへたってるなら買い替えの時期

「マットレスの向きを定期的に変えても寝心地が良くならない」と感じたら、交換のサインです。適切にお手入れしても、マットレスの寿命は必ず訪れます。以下の傾向があれば、マットレスの買い替えを検討しましょう。

  • 起きてから長時間経っても凹んだまま
  • コイルから軋み音が出ている
  • カビが生えている

1.起きてから長時間経っても凹んだまま

翌朝起きて、時間が経っても腰辺りの凹みが戻っていない場合、マットレスがへたっている証拠です。凹んだまま寝てしまうと、寝返りの際に余計な力が働き、寝ているにも関わらず疲労が溜まってしまいます。また、身体が綺麗な姿勢を保てず、腰や首を痛める可能性も。向きをローテーションさせても凹みが残ったままの場合、寿命がやってきた証拠です。新しいマットレスに買い換えるのが吉です。

2.コイルからきしみ音が出ている

お持ちのマットレスがスプリングマットレスで、最近軋み音が気になってきた場合は、コイルが傷んでいるかもしれません。コイルは金属製なので、湿気に弱いです。定期的に中に溜まった湿気を逃さないと、表面が錆びつき軋み音が鳴ってしまいます。コイルが劣化してしまうと、本来の反発性を発揮できなくなり、身体を正しく支えられません。結果的に身体を痛めるので、きしみ音が鳴り、かつ以前よりも寝心地が悪いなと感じたら、買い替えを検討しましょう。

ベッドフレームによる軋み音の可能性もあるので、ギシギシ音が気になってきたらまずは、本当にマットレスから鳴っているのか確かめましょう。

3.カビが生えている

定期的に窓を開けて換気をしていなかったり床に直置きしたままだと、マットレスの中に溜まった湿気が逃げず、カビが発生してしまいます。カビは素材を変質させるため、マットレス本来の機能が失われている可能性があります。また、カビの胞子を吸ってしまうと、呼吸器疾患を患うリスクもあります。カビが目立っていたら適切な方法で除去するか、買い換えて清潔な環境を保ちましょう。

もしカビが多少発生している程度なら、適切な方法で除去できます。以下の記事でカビの取り除き方を解説していますのでお持ちのマットレスにカビが生えていたら、ぜひご参考ください。

参照:マットレスのカビ対策は?正しい取り方と予防法