寝起きに首が痛いのは枕が原因？

朝起きたら首の後ろが痛い、首が痛くて起きられない……そんなことはありませんか？首は脳の神経や血管をつなぐ重要な役割を果たしています。寝てると首が痛いのであれば、その原因は枕かもしれません。合わない枕を使い続けることで、寝違えや肩こり、腰痛など、他の体の痛みも生じる恐れがあります。この記事では、枕が合わないと起こる症状と、首が痛くない正しい枕の選び方について解説しました。自分に合った枕を選び、朝起きると毎日首が痛い辛さから解放されましょう。

目次

• 首の痛みだけじゃない！枕が合わないと起こるさまざまな症状
• 今使っている枕が合わない場合の対処法
• 枕が低い/枕なしの場合
• 枕が高い場合
• 首が痛くならない正しい枕の選び方
• エマ・ピローは首が痛くなったら返品できる！

首の痛みだけじゃない！枕が合わないと起こるさまざまな症状

寝て起きると首が痛い、特に「首の後ろが痛い」とお悩みで、その原因が「まくら」だと考える人は多いです。もちろん枕が合わないことは、寝ると首が痛くなる原因の一つといえます。しかし、合わない枕のせいで起こる症状は首がこることだけではありません。 首の痛みだけでなく、以下のような体が痛い症状も、枕が原因で引き起こされています。

• 首の痛み
• 首こり・肩こり
• 背中の痛み・腰痛
• 頭痛・後頭部の神経痛
• 寝違え
• ストレートネック

合わない枕を使うと、首をうまく支えられません。睡眠中に頚椎や頸から肩につく筋肉に大きな負担がかかり、こりや痛みが起こるのです。寝すぎで首の痛みや頭痛が起こる場合もあります。無理な姿勢を長時間続けるためです。また、交通事故のむちうち症状などに苦しんでいる場合は、枕が合わないとさらなる痛みにつながります。

寝てるときに枕がずれることはありませんか？枕が合わない時に、無意識に体が別の楽な姿勢を取ろうとしている証拠です。また、枕だけでなくマットレスのへたりも身体の痛みに影響します。寝る前に首枕などでエクササイズをしても、寝具が合っていなかったら台無しです。起きると体が痛い場合は、寝具の見直しを考えてみましょう。

今使っている枕が合わない場合の対処法

寝ると首がこる、起きたら肩が痛い場合、まず「正しい枕の使い方」を確認してみてください。首が痛くならない寝方は、正しい寝姿勢を作れるかどうかがとても重要です。

枕は、基本的に「首」を支えるもの。頭だけでなく首までちゃんと枕に載せるようにしましょう。「首痛い……」と悩む方で、首までちゃんと枕に載せていない人はとても多いです。枕を肩口までしっかりと引き寄せて寝るようにしましょう。仰向け寝でも横向き寝でも同様です。しかし、肩まで載せないように注意してください。

枕に頭と首をどのように載せたら良いかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

詳細記事：枕の正しい位置は？理想の寝姿勢を作る使い方

枕が低い/枕なしの場合

低すぎる枕や、枕なしで寝ると首が反った状態になってしまいます。首の骨には、やや反りかえったカーブがありますが、曲げすぎたまま寝てしまうことで姿勢が崩れてしまうのです。心臓より頭を低くして寝ることにもなるので、血流が悪くなって顔のむくみやまぶたの腫れに繋がることも。心当たりはありませんか？

枕が低い場合、または枕なしで横になると首が痛い場合は、枕が低すぎる可能性があります。バスタオルなどを敷いて高さを調整して対策しましょう。一度に高さを変えずに徐々に行うことで、身体を慣らすことができます。

枕が高い場合

枕が高すぎると、仰向けで寝るとあごを引きすぎた状態になります。横向きに寝ると、首の骨だけが上を向いた状態です。

「枕は高いほうがいい」という人もいますが、高すぎる枕だと、寝るときに首筋の筋肉が引っ張られます。さらに、気道が圧迫された状態のまま眠ることになるので、熟睡できません。寝て起きたら枕が上にずれる人がいますが、睡眠中に高すぎる枕から身体の位置を調整しようとした結果です。その枕を使い続けると、朝起きたら肩が痛いだけでなく、その痛みが激痛になる可能性があります。首と肩が痛い、頭痛やストレートネックに悩む人は、高すぎる枕を見直してみましょう。

高い枕を低くするのは調節が難しいです。例えば、パイプ枕のように詰め物を減らせれば良いのですが、低反発枕のようなタイプは低くすることができません。また、枕の高さ自体は問題なくても、マットレスが柔らかすぎて身体が沈み込みすぎ、結果的に枕が高くなっているケースもあります。

枕とマットレスの両方をチェックし、必要に応じて買い替えるなどの対応が必要かもしれません。

首が痛くならない正しい枕の選び方

首が痛くならないような枕はどうやって選べば良いのでしょうか。そのポイントは、以下の4つです。

• 体格や寝姿勢に合った枕の高さ
• リラックスできる素材の硬さ
• 寝返りしやすい枕の大きさ
• 使用目的に合わせた形状

首が痛くならない枕とは、頚椎が自然な状態のS字カーブを保つ寝姿勢をキープできる枕です。よく眠れる枕が欲しい人は、最低でも「枕の高さ」と「素材」の2つにはこだわりましょう。

枕で首が痛くなる原因は、枕の高さや素材が合っておらず、首の骨が不自然な状態になること。

仰向けなら軽くあごを引いて、呼吸が楽な状態が枕の高さの目安です。横向きなら、背骨から首の骨が一直線になる高さになるようにしましょう。 うつぶせ寝は、首を左右どちらかにひねって寝る姿勢なので、首が痛い場合はおすすめしません。横向きか仰向けに寝れるように改善しましょう。

首の痛みに悩むなら、枕の素材も見直したいものです。首が痛すぎて寝れないような時は、低反発枕など柔らかい枕が適しています。柔らかい枕はフィット感があるので心地よく感じますが、柔らかすぎる枕は頭の重さで深く沈みすぎ、寝返りが打ちづらくなるのでおすすめできません。マットレスも同様です。

逆に、硬すぎる枕も首の負担です。首をちゃんと載せても、マットレスとの間にすき間ができてしまうので、首の筋肉が緊張してしまいます。自分にとって心地よい感触で、かつ寝返りがしやすい素材を探してみましょう。

きちんとした枕の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。買い替えの際にはぜひ参考にしてみてください。

詳細記事；自分に合う枕の選び方は？寝具メーカー直伝

枕は毎日使うものなので、できれば実際に試して買うのがおすすめです。お店でのフィッティングだと、自宅とは布団やマットレスとの組み合わせで寝心地が変わってしまいます。 口コミがいくら良くても、自分の首の痛みに効果があるかどうかは別問題です。

自宅で試せる枕を選ぶのが、首が痛くならない枕を選ぶ一番の近道といえるでしょう。

エマ・ピローは首が痛くなったら返品できる！

エマ・ピローは、ドイツ生まれの新しい枕。あなたに合った枕の高さで快適に眠れるように、睡眠のエキスパートが研究を重ねて開発しました。

その特徴は、寝姿勢に合わせてフォームを調整できることです。3層のフォームから構成されたエマ・ピローは、5cm・7cm・12cmの3段階に高さが調整できます。どの高さでも、頭と首を支えるのはゲル・エアーフォーム。フィットしますが圧迫しない感触で、しっかりと支えてくれます。その感覚は、まるで無重力状態でのサポート。日ごろの生活で首にかかった緊張を解きほぐしてくれますよ。サイズは63×43cmで、成人男性でも十分に寝返りできるサイズです。

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肌に触れる寝具は、実際に使ってお試しは難しいものです。しかし、エマは枕の悩みを抱える多くの方にエマ・ピローを体験していただきたいと考えています。欧州で絶賛されたマットレスメーカーが開発した新しい枕を、ぜひお悩みの解決にお役立てください。